長寧にまた3社の多国籍企業地域本部が追加
01/03/2024
2月27日午前、上海市政府は多国籍企業地区本部と外資研究開発センターの証書発行、外資投資促進グローバルパートナーの証書発行及び外資プロジェクトの集中調印式を開催した。長寧区の3社の外資企業は新たに多国籍企業の地域本部に認定され、2社の外資企業は上海市外資プロジェクトの集中調印に参加した。長寧区委員会の侯継軍副書記兼区長が式典に出席した。
証書発行式では、Fluor(中国)工程建設有限会社、Vector自動車技術(上海)有限会社、Yokohamaゴム有限会社が新たに多国籍企業の地域本部に認定され、上海市の龔正市長が発行した多国籍企業地域本部の証書を取得した。現在までに、長寧区の多国籍企業の地域本部は累計85社に達した。
Assaabloy自動ドアシステム(上海)有限会社、Pias化粧品有限会社は上海市外資プロジェクトの集中調印式に参加した。これらの重点企業は更に長寧産業のレイアウトをハイエンドな特色へのアップグレードを推進し、長寧本部経済の発展に助力する。
Fluor(中国)工程建設有限会社
Fluor社は百年の歴史を持つ総合的な専門技術サービス会社であり、『フォーチュン』誌にランクされたアメリカ500強企業でもある。Fluor社は全世界100カ国以上のエネルギー、化学工業、生命科学と製薬、先進生産技術などの分野の顧客にプロジェクト設計、調達サービス、プロジェクト管理コンサルティングなどの専門技術サービスを提供している。1978年に中国に根を下ろして以来、Fluor(中国)は既に10数カ国から1300人以上の設計、調達、プロジェクト管理の専門人材を持つ国際化プロジェクト技術サービス会社に成長し、中国の国内で最大の外資エンジニアリング設計類企業でもあり、その国内運営の本部は長寧区紅宝石路500号の東銀センターに設置されている。
Vector自動車技術(上海)有限会社
Vector Informatik GmbHは1988年に設立され、本部はドイツの「自動車工業センター」のシュトゥットガルトに位置し、世界をリードする分布式システム開発ツール、ネットワークノードのテスト検証ツール、埋め込み式ソフトウェアコンポーネントのサプライヤーで、自動車及び関連業界の完成車工場とサプライヤーに、組み込み式システムを作成するための専門的でオープンな開発プラットフォームを提供している。Vectorは全世界に4000人余りの従業員を抱え、世界14カ国に子会社がある。2011年、Vector Informatik GmbHは長寧に全額出資子会社——Vector自動車技術(上海)有限会社を設立し、中国の顧客に向け、中国市場を更に開拓した。Vector中国のエネルギーレベルが絶えず上昇するにつれ、会社は更に国内、国外の高精尖(ハイレベル・精密・先端的)人材を導入し、現地チームの管理能力と技術革新能力を高め、積極的にVectorグループのグローバルバリンチェーンの協力に溶け込み、Vectorグループが中国本土の顧客にサービスする価値協力により深く参与し、中国で顧客に開発集成などの深度サービスを提供する。
Yokohamaゴム有限会社
Yokohamaゴム有限会社は2005年11月に上海で設立され、日本横浜ゴム株式会社の中国全額出資子会社である。同社は主に傘下の研究開発子会社1社、タイヤ、ゴム製品の生産工場4社、及び販売会社2社の計7社に対して経営管理を行い、そして中国プロジェクトへの投資と拡張を担当している。現在、既に31の省、自治区、直轄市に2000以上のYOKOHAMA(Yokohama)タイヤ販売サービス拠点を設立し、中国全体をカバーする販売サービスネットワークを形成している。現在、そのタイヤ生産能力の規模は既に年間生産量1200万セットに達し、中国系、日系、ヨーロッパ系などの完成車関連市場に向けてタイヤを供給している。Yokohamaゴムは中国での投資額が既に7億ドル近くに達しており、今後も事業に投資を拡大し続ける。