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愚園路で深く遊べ!この攻略「小紅書」が発表され

26/04/2024

「愚園路で遊べ」テーマイベント及び『愚園路City Walk』新書発表会がこのほど、愚園路放送局で開かれた。

上海社会科学院都市文化創新研究院院長、『愚園路City Walk』の著者である徐錦江さんは、長期にわたって愚園路を研究してきた専門家で、愚園路に深い感情を持っている。イベントの中で、彼は3つの面から心得を分かち合い、なぜこの愚園路に関する「小紅書」を出版したのか、愚園路の特別なところ、及びCity Walkの中でこの「小紅書」をどのように上手に使うのかを読者に説明した。

愚園路は「入念に耕作された」道路で、どの裏通りや路地にも豊富な歴史的痕跡が秘められている。愚園路に対する千回以上の実地調査と深い観察を経て、徐錦江さんは、愚園路を訪れる観光客にとって、単にその重々しい歴史的背景を語るだけでは十分ではなく、観光客の実際のニーズと結び付け、実用的で便利な観光ガイドを編纂する必要があると考えた。観光客にこの道路の背景を素早く理解させると同時に、いかに楽で面白い方式で愚園路を「ぶらぶら」するかを知ってもらい、それによってよりよくここの文化的雰囲気に溶け込むことができる。

「一度も名を変えたことのない伝奇的な道路として、愚園路は赤色の血筋を担いでいるだけでなく、多くの文学巨匠と芸術家が集まる場所でもある。」愚園路の特別なところについて語る時、徐錦江さんは「まるで家の宝を数え上げるよう」であった。この百年の大通りには、社会階層が豊かで多元的で、市井文化、路地文化、コミュニティビジネスと調和のとれた近隣関係などの鮮明な要素が互いに融合しており、これらは共に愚園路に独特の魅力を与え、上海市民社会と都市の更新を研究する貴重な見本となっている。

この愚園路に関する「小紅書」をどのように上手に利用するかについて、徐錦江さんは具体的で実用的なアドバイスを提出した。彼は、「読者が地図と写真を組合せて読むと、愚園路の地理的位置と建築風貌をより直感的に理解することができる」と述べた。また、彼は読者に、本に列挙された人気スポットコースに沿って実地を訪れ、この「小紅書」の案内に従って歴史を探求し、ファッションを追いかけ、思う存分「騒ぎ」、「小さな店を訪れ」、「何かを食べ」、「写真を撮り」、愚園路の魅力を肌で感じるを奨励している。

「愚園路の都市更新過程は、『人民都市は人民が建設し、人民都市が人民のためになる』という理念を貫徹する生き生きとした実践である。」愚園路は人間の活力に満ちた生活街区として、絶対に一度行ってみたいところとして人気となっているべきだけではなく、市民の日常生活の一部になるべきで、人々が忙しい余りに、生活の中の真実の脈動と温かみを感じることができ、「呼吸のある」街区を示すべきだ、と徐錦江さんは考えている。

『愚園路City Walk』のカメラマンである傅鼎さんは、愚園路建築や街区についての撮影の心得を共有した。愚園路で最も人の心に触れる瞬間を捉えるために、彼はこの道を20回以上も往復した。「カメラマンにとって、愚園路を撮影した時間、場所、及び写真が伝える観点と感受という3つのものは、どちらも欠けてはならず、互いに補完し合っている」、と傅鼎さんは紹介した。そのため、彼は愚園路の隅々まで深く入り込み、よく見過ごされがちな細部と独特の視角を丹念に探り、レンズを通してこれらのシーンを永遠の画面に定格した。「写真作品には生命力があり、私は自分のレンズを通し、読者に画面を鑑賞すると同時に、この都市の独特な人文的魅力を深く感じてもらいたい。」

建築は読むことができ、街区は漫歩することができる。愚園路は、1世紀以上にわたる文化のランドマークとして、今ではファッションと歴史を集め、伝統と現代を融合し、まるで一冊の重々しい「歴史大書」のように、引き続きそれに属するロマンと温情の一章を書き続けている。『愚園路City Walk』の発表は、読者に愚園路を探索する新たな視角を示しただけでなく、上海の文化観光事業にも新たな活力を注ぎ込み、この都市の文化的趣をより豊かで多彩にした。

今回のイベントは上海世紀出版グループ、アルキメデスメディアが共同で主催し、江蘇路街道弁事処、上海遠東出版社、長江デルタ読書会、上海創邑実業有限会社が共同で実施した。