「夜明珠」が地上に姿を現しました！上海国際体操センターが復帰に向け加速~

近日、上海国際体操センターの全面改造工事が重要な節目を迎えました。プロジェクトの地下一区主体構造に続き、地下二区の主体構造も無事に正負ゼロの節点施工を終え、これにより上海国際体操センターの地下構造全体が正負ゼロを突破し、工事は全面的に地上の主体体操館の鉄骨構造建設段階へと移行しました。

今回完成した二区の地下構造は四層の地下室として設計され、最深部は21.5メートルに達します。今年2月12日の着工以来、プロジェクトチームは複雑な地質条件や周辺建物の保護、環境配慮型施工といった数多くの課題に加え、台風や豪雨、資源不足といった不利な要因を克服し、地下二区の構造施工を順調に完了しました。これにより、後続の地上構造工事に向けて確かな基盤が築かれました。

現場で「寧寧」は、作業員たちが各作業面で忙しく動き回り、タワークレーンの長いアームが空をゆっくりと移動し、建設現場は活気に満ちた光景を目にしました。

上海国際体操センター改造工事は、長寧区の「第14次五カ年計画」における重要プロジェクトであり、延べ建築面積は11.7万平方メートルに達します。改造後の上海国際体操センターは、国際大会と市民のフィットネス機能を兼ね備えた都市型複合施設へとアップグレードされ、主体体操館と訓練館を含み、国際体操競技など大規模なスポーツイベントを開催できる施設となります。

（写真：完成予想図）

上海市民の20年以上にわたる記憶を宿すこの体操館は、いま都市の舞台への復帰に向け加速しています。