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市内唯一!長寧区がこの栄誉ある称号を受賞

15/08/2025

先日、「2025中国ビル経済高品質発展大会」が深圳で盛大に開催されました。全国各地の20余りのビル経済関連組織から推薦を受けた約30の城区が優秀事例の選考に参加し、長寧区は「2025年中国ビル経済高品質発展城区」に選出されました。上海市内でこの称号を受けたのは長寧区のみです。

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産業集積がビル経済の成長を後押し

長寧区は企業誘致と重点企業の育成を強化し、2019年から2024年までの間、重点商業ビルの経済寄与額は年平均23.5%増加しました。2024年にはビル経済の寄与が区全体の約60%を占めています。ビル1平方メートル当たりの生産効率も着実に向上し、重点商業ビルの平均単位面積生産額は市内上位を維持し、強い成長の底力を示しています。

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臨空エリア

航空サービスの優位性が際立っており、虹橋臨空経済モデル区には、中国東方航空グループや春秋航空グループなどの航空大手企業、上海国際航空仲裁院などの航空関連機能機関が集積しています。デジタル経済も力強く成長しており、「虹橋の源」オンライン新経済エコパークや金虹橋国際センターなどの園区やビルには、6,100社を超えるデジタル経済企業が入居しています。ファッション・クリエイティブ産業の融合的な発展も進んでおり、上海虹橋ファッション・クリエイティブ産業集積区の整備を基盤に、テクノロジーとファッション、文化が融合。長寧德必易園は市級模範文化創意園区に選ばれました。人工知能産業では、「上海シリコン・レーン」科学技術イノベーション街区に新微智谷など10以上のイノベーション拠点、50棟以上の商業ビル、500社以上のハイテク企業が集積。金融サービスの革新も着実に進み、長寧金融園と西郊国際金融産業園の二大金融拠点に1,000社以上の各種金融企業・機関が集まりました。生命健康産業も急速に発展しています、「大虹橋生命科学イノベーションセンター」には、国薬集団、上海生物製品研究所、ダナハーなどの著名企業が集積し、「生命元山」などの拠点プロジェクトも完成しました。

 

ビル・園区の質的向上と拡充を推進

区内のビル・園区など事業拠点は計282カ所、延べ床面積は約700万平方メートルに達しています。商業ビル、クリエイティブ園区、歴史的洋館など、多様なタイプの拠点が豊富に供給され、質の高い拠点クラスターを形成しています。配置面から見ると、これらの拠点は東部の中山公園エリア、中部の虹橋エリア、西部の臨空エリアという三つの主要機能区に集中的に配置され、それぞれ産業ポジショニングに基づき差別化されたレイアウトを構築し、企業の多様な発展ニーズに応えております。

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虹橋経済技術開発区

近年、新たな拠点が次々と市場に登場しており、IM長寧国際広場、光大安石虹橋センター、東虹橋センターなどの高品質ビルが相次いで稼働しています。これにより、地域の商業拠点のタイプを一層充実させました。「第14次五カ年計画」以降、新築商業ビルは計18棟、そのうち15棟が完成。2025年には虹橋上城、晶耀虹橋、AFA融僑センターの3プロジェクトが順次開業予定で、オフィスや商業空間を合計100万平方メートル以上供給し、産業発展に十分なスペースを提供します。

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新築(改築)商業ビル(※画像をクリックして拡大表示)

 

ビル経営の情報管理を高度化

「営商通」プラットフォームの最適化を図り、専門的な企業情報管理システムを構築します。これにより、ビルの拠点、登記企業、入居企業などの情報を網羅するデータベースを整備し、投資誘致やビル調整、企業サービスなどの業務に対して包括的なデータ支援を提供しております。また、投資促進資源のデータ統合活用を強化し、ビル資源の統計分析や投資誘致の進捗状況の可視化、三次元産業マップの作成、企業の要望の段階的かつ層別的な処理など、多方面で機能のアップグレードを実施し、科学的かつ効率的で明確なビルのデジタル台帳を構築します。

さらに、ハード面の設備、経済効果、ビジネス環境、環境配慮、スマート管理といった多角的な視点から評価を行う、商業ビルの総合評価体系も構築しております。ビルの面積、入居率、重点産業の集積度、物件サービスといった指標を用いて、ビル経済の発展の質と効率を科学的に評価しております。加えて、ビッグデータ等の技術を活用し、ビル内企業の正確な実態把握やターゲットを絞った投資誘致・サービスの提供を推進しています。これにより、重点商業ビルの企業を分類管理し、きめ細やかで効率的なビル管理とサービスの実現を目指しております。

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中山公園エリア

ビル経済は地域経済成長を牽引する重要なエンジンです。長寧区は「虹橋ブランド」発祥の地であり、市内で最も早くビル経済を発展させた中心城区の一つです。今後は、ビル経済のエコシステムをさらに最適化し、単位面積当たりの生産性を高め、産業の上下流をオフィスの「上下階」で結び付け、ビル経済を「高層ビルの林立」から「効率的な連動」へと進化させていきます。さらに、精密なサービスで企業の成長意欲を引き出し、革新的な理念で長寧区ビル経済の新たな高品質発展の姿を描いていきます。

 

本イベントは中国国際投資促進会の指導のもと、中国投促会ビル経済工作委員会と中信商業管理有限公司が共同で主催しました。