長寧のこの公園が新たに生まれ変わった
16/10/2025
約4ヶ月の改修を経て、長寧区広順北路592号にある臨空音楽公園が、先日正式に開園しました。この公園は東側と北側が蘇州河に面しており、音楽をテーマにした公園として、今回のリニューアルではより緑豊かな環境、充実した機能、温かみのある体験を提供し、市民の秋の憩いの場として親しまれます。園内では満開のひまわりや揺れる葦、そして生き生きとした河景が調和し、新設された子ども向けの遊具は親子での時間をさらに楽しいものにしています。
区の緑化管理部門によると、今回の改修は「生態の回復」「機能の充実」「品質の向上」を中心に行い、「実用性」と「景観美」を両立させることに力を入れています。新設された林間スペースや広場の植栽、秋に咲くひまわりや河畔の葦が組み合わさり、公園は四季を通じて楽しめる空間になっています。主入口の広場、中軸の水景、円形噴水は改修後に非常に目を引く仕上がりとなり、整備された広大な芝生は鮮やかな緑と柔らかい質感で多くの市民の人気を集め、園内で最も人気のあるエリアとなっています。芝生のそばを流れる蘇州河のせせらぎも、休憩時の静けさを添えています。
「公園が再開するのを楽しみにしていました。今の芝生は以前よりも快適で、こんなにきれいなひまわりもある!」と近隣に住む周さんは語りました。「気温も少しずつ涼しくなってきたので、ここで日向ぼっこをしたり、草や花の香りを楽しんだりできます。疲れたら近くにベンチもあり、子どもと一緒に来ても安心です」と話していました。
芝生や河景、自然の景観といった「注目エリア」だけでなく、公園の細部も丁寧に整備されています。道路のひび割れは修復され、老朽化した照明は新しいものに交換され、破損したベンチやゴミ箱も全て新しくなり、快適性が大幅に向上しています。公衆トイレ内には授乳室が新設され、子ども連れの家庭にプライベートで安全な空間を提供しています。音楽要素を取り入れた子ども向け遊具もあり、子どもが楽しく遊べて、親も安心して見守ることができる環境になっています。親子で遊んだ後は、河沿いの遊歩道を散歩し、夕陽に映える葦や河景を楽しむこともできます。
改修の初期段階から市民の意見を聞き、知恵を取り入れて進められ、現在では休憩、自然、文化を融合させた公共空間として完成しています。臨空音楽公園のリニューアルは、市民の生活の質向上への都市の取り組みを反映しています。改修過程では「公園+」の理念が深く取り入れられ、周辺企業や園区のオフィスワーカー、住民の意見を幅広く吸収し、最終的に生態的な休養、文化体験、生活サービスを融合した複合型の都市公共空間として整備されました。若者が河沿いでリラックスしたい場合、親子が遊具で交流したい場合、観光客がひまわりや葦の景観を楽しみたい場合でも、それぞれが自分の時間を満喫できます。
上海も徐々に涼しくなってきたため、家族や友人と一緒に芝生で座ったり、河沿いを散歩したり、ひまわりのそばで写真を撮ったり、子どもと遊具で遊んだりして、家の近くでの心地よさや楽しさを体験してほしいです。都市の発展による生活の質や緑の恵みを感じることができます。