中山公園に新たな百年古木が誕生!上海初の公立動物園の誕生を目撃
04/03/2026
申城の百年の変遷を目の当たりにし、幾世代もの人々の都市の記憶を宿している。このほど、中山公園内にある樹齢100年を超えるケヤキが、上海市緑化行政管理部門の認定を経て正式に二級保護古木に指定され、固有の登録番号が全市の古木名木統一管理ファイルに組み込まれた。この公園に根を下ろした「生きた化石」は、こうして中山公園の新たな生態文化ランドマークとなり、生態保護と文化継承の新たな章を開いた。
このケヤキの歴史は1921年にさかのぼる。当時、中山公園の北西部に上海初の公立動物園が開設された際、このケヤキは孔雀池のほとりに根を下ろし、動物園の鳥類生息地を彩る伴生林としてひっそりと育ち、都市の初期の生態環境整備と市民の生活を静かに見守ってきた。1964年、動物園は西郊公園(現在の上海動物園)へ移転し、孔雀池はレジャー景観池へと改造された。施工チームはケヤキの成長が遅く樹形が貴重な特性を評価し、入念に保護して陳家池景勝地へ移植した。これによりこの古木は都市更新の波の中で存続し、今日まで命を繋いでいる。
国家二級重点保護野生植物として、ケヤキの貴重性は多方面に現れている。樹形は直立して優美で、秋には葉が赤みを帯びている。上海に自生する優れた紅葉樹種として、公園の四季折々の景観に彩りを添えている。木材は硬く緻密で「硬木の王」と称され、経済的価値も兼ね備えている。さらに重要なのは、根系が発達し汚染耐性が顕著で、二酸化硫黄などの有害ガスに対して強い抵抗力を持つ点である。都市の生態系を守る天然のバリアとなっている。
今、この樹齢百年のケヤキは中山公園の陳家池のほとりに立っており、枝葉が茂った樹冠は広げた巨大な傘のようで、園内の独特な景観となっている。中山公園が兆豊公園から都市の公共緑地へと変貌を遂げた百年の歴史を目の当たりにしてきただけでなく、古き良き上海の生活の痕跡を秘めており、市民の心に刻まれたかけがえのない都市の記憶の担い手である。今回、二級保護古木に指定されたことは、より規範化され専門的な保護と養護が施されることを意味している。