中山公園と虹橋公園がこんなに美しいのも当たり前で、背後にこのような工夫 发布时间:2024-01-31

先日、虹橋公園更新プロジェクトと中山公園万航渡区間総合向上プロジェクトが、第2回LA風景園林賞革新探索賞の優勝賞を獲得した。2つのプロジェクトはそれぞれ2023年5月と2022年9月末に落成し、プロジェクトの設計の背後にはどんな工夫があったのか、一緒に見てみよう

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この2つのプロジェクトは翡世景観が同済大学、貽貝(上海)景観企画設計有限会社と手を携え、共同で申告した。


 虹橋公園更新プロジェクト 

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虹橋公園の前身は1987年6月1日に完成して一般公開された上海児童交通公園で、2006年に虹橋公園に改名し、2022年から全体的な更新が始まった。新時代の人民の公園の機能、審美、識別度などの面に対する要求を満たすために、設計会社は新しい主体による新しいリンクの再構成、新しい材料による新しい日常の活性化、新しい芸術による新しい事件の生み出しなど3つの面から新時代の公園を構築した。

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入口を入るとすぐ見える「虹橋源亭」は公園全体のビジュアルセンターで、下の中央芝生が露天舞台スになり、廊下の座席が観客席になっている。デジタル制御設備と結び付け、「虹橋源亭」はプログラミング設計を通じて日没時の夕焼け及び空の光覚変化をシミュレーションし、夜の公園を魅力的にさせる。

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公園には1本の環状ジョギングコースが増設され、公園外部の徐行システムとリンクさせることで、周辺住民や通勤者に多様な活動の可能性を創造した。

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座れる、乗れる、登れる「S型芸術ベンチ」は、多種のインタラクティブな方式を探索することができる。アーチの遊び心あふれる色彩は、子供たちに歓迎され、様々な新しい活動や新しい物語がこの新しい公園で発生しつつある。


 上海中山公園万航渡区間総合向上プロジェクト 

中山公園万航渡路改造プロジェクトは主に空間の境界破り、時間の境界越え、感知の境界融合の3つの次元から行われた。

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いわゆる境界破りとは、プロジェクトが万航渡路沿線の両側にある中山公園と華政キャンパスの塀を打ち破り、歩道を公園の内部に移転し、元の歩道を非自動車道に変更したことである;同時に、自動車道を広げることで、独特な徐行景観を作り出しただけでなく、万航渡路の交通円滑化の利便性を向上させた。

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塀が開いた後、百年公園の緑化景観は向上することができ、中山公園の12景の中の百年スズカケノの「独木傲霜」、イギリス式園門の「旧園遺韻」、銅屋根及び有名な露天音楽台はいずれも塀が開くにつれて公園から「歩き」出した。元の3号門のところには「梧桐広場」が作られ、元の2号門の「旧園遺韻」は開放広場と統合し、「華陽広場」を形成し、住民が多角度、多方向から自由に公園に入ることができるようにした。

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時間の境界越えとは中山公園の全面的な開放を指し、「百年キャンパス」と「百年公園」を融合させ、開放させ、「百年古樹」と「百年建築」を互いに引き立て合い、「百年道路」と「百年バス」をその間を通り抜け、光陰の物語を語る。

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中山公園3号門のそばにそびえる「華東第一スズカケノキ」、曲がりくねった遊歩道、「種子花園」の設計はいずれも生態と感情の融合を体現している。また、設計過程は全過程人民民主という重大な理念を積極的に実践し、民生プロジェクトと人民により多くの感情的なつながりを持たせた。


関連リンク:

LA風景園林賞は『風景園林』雑誌社が主催し、2021年に創立された。上海虹橋公園更新プロジェクトと上海中山公園万航渡区間総合向上プロジェクトは最終的に、全国各地の134の参加プロジェクト、39のノミネートプロジェクトの中から選ばれ、第2回LA風景園林賞革新探索賞の優勝賞を獲得した。