国際コミュニティ住民の帰属感を高めるために、虹橋街道虹開発党支部は街道党群サービスセンターと手を携え、太陽広場で「虹開発の新春を迎える年俗（年末年始の恒例行事）文化」活動を開催した。コミュニティ住民は楽しく騒ぎで沸き返っている伝統的な風習体験に浸り、熱気あふれる「活気」を満喫していた。

銅鑼や太鼓の音に合わせ、1匹の「巨竜」が広場で時に「雲の上に飛び」、時に「海に入って波をけたて」、一瞬にして市場の新年らしい雰囲気を盛り上げた。

ホールの中で、各種新春の扮装は、真っ赤でひときわおめでたい。無形文化遺産の年俗をテーマにした市場の屋台が整然と並び、吉祥の中国結編み、おめでたい切り紙送福（幸福を贈る）、人気の書道春聯（春節に家の玄関などに貼る縁起の良い対句が書かれた赤い紙）……多彩な民俗行事で、住民たちに伝統文化の魅力と特色のある「新年らしい料理」を間近に感じさせた。

面人（もち米の粉をこねて作る人形）や糖画（べっ甲飴細工）、糖葫芦（サンザシの飴がけ）の屋台の前には長蛇の列ができ、大いに賑わっていた。みんなはインタラクティブ体験の中で、年俗雅趣を味わった。子供たちはどの屋台の小物にの手を放さず、自分だけの楽しみを探していた。

「私は特にこの糖画が好きで、きれいだけでなく、食べると甘くてサクサクする」、中国語を流暢に話すSnehaさん（米国籍）は、中国の伝統的な無形文化遺産に魅了され、仲間と一緒に糖画の屋台を囲み、ベテランの職人が下絵に素早く飴汁で絵を描いているのをじっと見て、「飴も絵を描けるなんて、不思議な感じがする。」

「とてもにぎやかで、新年らしい雰囲気もあり、まるで子供の頃に戻ったかのように、とても懐かしくて新設である。」多くの親子連れやお年寄りも気に入り、春節がもたらした儀式感を享受していた。

虹橋経済開発区には多くの展覧センター、ビジネスビルのほか、太陽広場、金橋ビル、麗晶ビルなど5棟の商住ビルがあり、1000世帯近くの住民が住んでおり、そのうち、20%以上の外国人と香港・マカオ・台湾同胞がいる。

昨年9月に虹橋経済開発区住民委員会が設立されて以来、団地党支部は「四百」大訪問を頼りに、虹開発に暮らしている中外住民を訪問し、調査研究してきた。みんなは続々と中国の伝統的な特色に富んだ活動を多く開催し、国際コミュニティの雰囲気づくりを強化し、中外文化間の相互参考と融合を推進し、中外住民が調和して共存するコミュニティ環境を構築したいと表明した。

「太陽広場で中国民俗行事を開催することを選択したのは、ここが全国初の国際許可賃貸土地として、虹開発の全面的な出航を代表するだけでなく、ここに店舗、中外住民及び大使館・領事館のメンバーも集まっているため、外国友人に中国文化を理解させると同時に、中国住民の帰属感、獲得感、幸福感を高めることができるからである」、と虹開発団地党支部の裔斐書記は述べた。