長寧区武夷路都市更新重点プロジェクトの1つとして、武夷路168号に位置する「WYSH翡悦里」は今年年内に正式にオープンする。先日現地を訪れたところ、プロジェクトは特別に「前世今生」展示ホールを作り、「飛楽音響工場」から「ファッションクリエイティブランドマーク」までの背後の物語を入念に表現した。Lawry’s、NABIなど多くの店舗のオープンは、更に多くの消費者を惹き付けた。

立体砂盤、図文展示板

没入式展示ホールは「WYSH翡悦里」の前世今生を詳述する

WYSH翡悦里の前身は飛楽音響工場で、都市更新と改築・拡張に頼り、プロジェクトは飛楽工場の工業的記憶を活性化させ、新旧建築を融合させ、地下2階、地上5階の多機能文化活動空間を構築し、武夷路174号、武夷路188の2棟の古い洋館建築のために保護的修繕を完成した。

より多くの人に代々受け継がれてきた「飛楽精神」を知ってもらうために、プロジェクト開発及び運営側の嘉華商業は特別に「前世今生」展示ホールを作り上げた。展示ホールはプロジェクトの2階に位置し、武夷路街区全体の紹介、飛楽音響工場の歴史物語、中国初の株式「小飛楽」の誕生の始末、翡悦里プロジェクトの都市更新歴程などの内容が一つ一つ表現された。展示ホールの内容は挿絵が多くて文章も優れており、当時の新聞記事や古い広告と結び付け、来場者はその銘記すべき歴史記憶をよりよく振り返ることができる。

2019年7月、プロジェクト取得；2020年7月、設計承認；2020年9月、正式着工；2022年11月、プロジェクト完成；2023年7月、プロジェクト竣工、登録；2023年11月、試運転開始……展示板に翡悦里の推進タイムラインが整理され、プロジェクトの変化の詳細を詳しく紹介された。立体砂盤を通じ、縮小版の翡悦里は人々により具象的な感知を与えた。

「プロジェクトの建築は、内枠と外郭のレンガ壁配列の構造が多く、改造の難度が小さくない。私たちは有名な建築家の柳亦春さんに全体の設計を依頼し、何度も適合させた結果、この多機能文化活動空間を作り上げた。」翡悦里プロジェクトの責任者によると、プロジェクトを推進する過程で、区企画局、区虹橋弁公室などの関連部門及び属地街道の強力な支援を受けた。例えば、着工時に武夷路160路地のマンションのそばで「初の杭」を打つ前に、住民と十分にコミュニケーションした。プロジェクト主体の空間が竣工・登録する前に、献策して電気使用問題を協調し、審査に対して合理的にスピードアップした。

現在、「前世今生」展示ホールは市民向けに無料で開放されており、予約する必要がなく、開放時間は毎日10時から17時までである。

赤レンガショー、空中テラス

「無限空間」の日夜の魅力

翡悦里の登場に伴い、武夷路から昭化路への都市の「毛細血管」通路が開通された。翡悦里武夷路の片側には、古い洋館と花園が共存している。昭化路の片側には、庭園式広場が室内外で交流する機会を創造している。芝生、空中テラス、屋上ガーデンなどの地域が繋がり、静かで心地のよい公共空間を形成している。

夕暮れになると、翡悦里の高台から夕日に照らされた武夷路街区を見下ろすことができる。多様な照明デザインで、シティウォークをより体験的なものにしている。開放的な「無界空間」は、周辺の住民や観光客が親しみやすさとファッション潮流な雰囲気を身近に感じることができる。

初店舗が雲集し、業態が多様

「上海」から出ることなく、世界を満喫する

現在、Lawry’sローリス、NABIなどの有名な飲食店の初店舗が相次いで翡悦でオープンし、大勢の消費者を惹き付けた。ローリスはビバリーヒルズからきたスローローストステーキのブランドで、1938年に創立され、今まで既に4世代にわたって受け継がれている。ブランド店舗は翡悦里のB1階に位置し、非常に観賞的なサービスと食事の雰囲気があり、食通に唯一無二の食事体験を提供している。

「店舗が作られた時、現代モダンと伝統的な古典を融合させ、外部陳列、ホール、個室などのエリアで約140人のお客様を同時にサービスすることができる。質の高いステーキのほか、私たちはまたコストパフォーマンスの高いランチコースも打ち出している。」ローリスブランドマーケティングマネージャーの李鶯さんによると、伝統的な高温焼きに比べ、低温でじっくり焼くことで食材の原始的なうまみを残り、ステーキの食感がより柔らかくてジューシーになる。各ステーキは精選されたリブアイステーキの部位を採用し、肉全体を密閉された空間に入れて恒温で加熱し、牛肉をゆっくりと昇温させ、全体の準備と調理過程には2 ~ 3日かかる。レストランはテーブルサイドの手切りステーキサービスと回転サラダサービスを提供している。

•Lawry’sローリススローローストステーキハウスの住所：武夷路168号B1

営業時間：月曜日から日曜日 11:00—15:00；17:00—22:00

NABIは韓国からきた精巧な韓国料理レストランで、主にコース料理を打ち出しており、12種類の精巧な料理を提供している。「NABI」は韓国語で「蝶」を意味し、店舗設計、食器、料理の中でも蝶の要素を見つけることができる。レストランは16席を設けており、シェフの食卓、韓国文化、高級贅沢な体験を一身に集まり、毎月1日に公式ウィジェットを通じて一般予約を開放している。ブランド創始者の柳泰赫さんは13年の飲食経験を持つシェフで、彼から見れば、翡悦里の変化はNABIの「バラフライ新生、挑戦と成功」の寓意と非常に合致している。

柳泰赫さんとチームが創立したWULIは、韓国料理の伝統的な味を表現することに力を入れている。店舗は「NABI」の階下に位置し、間もなくオープンされる。

•NABIの住所：武夷路192号WYSH翡悦里2階201室

営業時間：毎週火曜日から土曜日　第1回：18:00-20:10、第二場：20:30-22:40

予約ルート：NABI SHANGHAIのWeChat公式アカウント

世界輸入家具販売のプラットフォームとして、翡悦里昭化路の片側にIYOUTH旗艦店を配置し、現在準備を急いでおり、大型家具、潮流アクセサリー及び芸術装置を総合し、消費者たちにワンストップ方式で便利なホームショッピング体験を提供している。

オーストラリア創意融合料理のYugo by Machi、特色ある雲南美食のタイ族焼きPILIPALA、台湾料理のBistro Bonbon鳳鳳亭などの飲食業態も次々と登場する。

芸、文化、ファッション…

業界の垣根を越えた連動で街区の活力を活性化させる

先日、「春日映夢」小紅書電子商取引ファッション選品会が翡悦里で閉幕した。「私たちは比較的にコミュニティ感を重視しており、ここの生活の息吹、場所の雰囲気、展示空間は全部小紅書の訴求に合致している。」小紅書の関連担当者によると、今回の選品会は翡悦里との2度目の協力で、規模がより大きく、90以上のブランドをもたらし、500人余りのブロガーを惹き付けて訪れた。

実際、ファッションイベント、芸術テーマの展示などを周期的に開催することは、既に翡悦里の1つの大きな特色となっている。2023年10月、上海ファッションウィークの公式協力ファッション展示会の1つとして、2024春夏ALTER SHOWROOM受注会が翡悦里に着地した。この受注会は世界のファッションバイヤーに30以上のグローバルデザイナーブランドの最新シリーズをもたらし、一部の国際デザイナーブランドが初めて中国市場に進出する。

今年3月下旬、上海ファッションウィーク期間中、XY SHOWROOM 2024秋冬受注会は同じく翡悦里に場所を選択し、素晴らしいファッションの盛宴を捧げる予定である。