音楽の魅力は春に咲く!「上海の春」第6回国際アコーディオン文化芸術祭が閉幕 发布时间:2024-04-12

4月5日午後、「アコーディオンで長江デルタに集まる」「上海の春」第6回国際アコーディオン文化芸術祭及び2024上海国際アコーディオン芸術ウィークの閉幕式コンサートが長寧文化芸術センターで開催された。今回の芸術祭の締めくくりとして、閉幕式コンサートは「世界に中国を見せる」ことをハイライトとし、国際アコーディオン連盟の役員を国際オブザーバーとして招待した。国際的なアコーディオンの大家及び長江デルタ、京津冀(北京、天津、河北)などの地域から来たアコーディオンチームのハイレベルな公演は、観客たちに音楽の盛宴をもたらした。

1.jpg

午後の閉幕式コンサートでは、国際的なアコーディオンの大家がもたらした視聴覚の盛宴もあれば、京津冀、長江デルタ地域から来たアコーディオン奏者がもらたした素晴らしい演奏もあった。

2.jpg

3.jpg

4.jpg

わずか14歳なのに抜群の腕前を持つボスニア・ヘルツェゴビナのアコーディオン奏者ジョルジェ・ペリーチさんは、上海市学生芸術団黄浦区青少年芸術活動センター管弦楽団の小さな奏者たちとともに、濃厚なバルカンの風情あふれる2曲を披露した;第76回ワールドカップアコーディオン選手権大会で古典合奏組、世界音楽合奏組のダブル優勝を受賞したコンビネーション「オーロラ」は、独特なロシア風情のある古典曲を3曲演繹した;2023年にワールドカップアコーディオン選手権大会の重奏組の第1位に輝いた「朗々たる少年四重奏」コンビネーションは、かなり海派風情のある組曲を献上した;江蘇師範大学音楽学院の「麦田」アコーディオン楽団、上海師範大学のアコーディオン楽団はそれぞれアコーディオン四重奏とアコーディオン情景劇をもたらした;上海眩晶芸術センターから来た10人の小さなアコーディオ子供は、まだ習う時間が短いが、依然として非常に高い音楽表現能力で、1曲浮き浮きさせる『ルークのレグ』を演奏した。演奏の中で、現場の観客も音楽の響きに合わせて一緒に踊り、雰囲気をクライマックスに押し上げた。

5.jpg

6.jpg

7.jpg

閔行区青少年活動センターの学生キーボード楽団、上海市学生芸術団閔行区青少年活動センターの学生民楽団、中福会少年宮の小さなパートナー芸術団アコーディオン楽団、上海フィル中高年アコーディオン楽団もそれぞれ素晴らしい公演をもたらした。

中央音楽学院のアコーディオン専門教師の許可卿さんと彼が結成した「和合」室内楽団が共同で演奏したオリジナルタンゴ音楽の中で、今回のアコーディオン芸術祭が幕を閉じた。同時に、上海音楽家協会アコーディオン専門委員会の王従余主任は閉幕式コンサートで、長江デルタアコーディオン連盟の発足を宣言した。

3月23日以来、今回のアコーディオン芸術祭は長寧、奉賢、寧波などで17回のイベントを行った。愚園路街区、黄金城道商圏であれ、それとも延安初級中学校のキャンパス、寧波大学のキャンパスであれ、或いは長寧文化芸術センターの「520劇場」、9棵樹未来芸術センターの小劇場、放送芸術センターのスタジオであれ、国内外の演奏家たちの素晴らしい演繹とガイドは無数のアコーディオンのファンを獲得し、音楽の魅力をこの春日を飾らせた。その中で3月30日の開幕式典は、現場の雰囲気が盛り上げ、観客を没入式でアコーディオンの音の美しさを感じさせただけでなく、更に生中継プラットフォームで延べ60万人以上の視聴を惹き付け、真に上海で世界を見て、世界に上海を見させた。

8.jpg

特筆すべきなのは、今回のアコーディオン祭では、主催側が特別に「アコーディオンいいね貯金箱」という装置を作った。毎回のライブイベントでは、観客たちは先を争って自分が演出に満足していることを表すピンク色の「ハートマーク称賛」をその中に投入した。閉幕式終了後、透明な装置もイベントの完成とともにピンク色に変わった。「今年のアコーディオン祭は、愚園路から、黄金城道、そして520劇場まで、3回のイベントに全部参加した。音楽に囲まれた春のような気がして、とても楽しかった。もう次回を期待し始めた」、と市民の陳さんは言った。