10月9日、2025春夏MODE上海服装・装身具展示会（以下、「MODE展」という）は芸豊センターで開幕し、長寧区からのSHAPE INTO形里、LOOP IN LOOP另派、AmyChu人間煙火などのブランドと、世界各地からのファッション佳品は集まり、伝統と現代との結び付けを示し、ファッション業界の未来の方向とビジョンを現している。

MODE展は、上海ファッションウィークの公式関係展示会、注文シーズンのコアプラットフォームとして、ファッション業界にかなり注目されている。今回の展示会では「桃源弧光」をテーマに、上海南豊グループ傘下の新しい商業ランドマークである芸豊センターに立地している。

同センターは長寧区仙霞路199号にあり、メインエントランスに「Arcadia世外桃源」と「Archesアーチ門」芸術・美術陳列は増設され、前者は理想化の田舎生活を象徴し、後者は古典と現代との結び付けを象徴する。展示会のメイン会場は芸豊センターA区とB区の2つのコア創意エリアに配置され、国内外300近くの良質ブランドは集まり、そのうち、長寧区ブランドの姿もある。

独立してスムーズに行動することをコンセプトとする旅行関係ブランドのSHAPE INTO形里は、2023年初に長寧区で創立され、ブランドブースには彫塑のようなスーツケースは多く並べられ、分解された部品は特に置かれているので、お客は製品技術などの細部をより正しく認識できる。また、スーツケースの使用シーンを模倣して復元することで、参加者は自ら体験することができる。

「うちの製品には「小包」を造形デザインの言語として、彫塑芸術で形を作り、一目で『アイデアの入れたケース』であると分かるようにします」とSHAPE INTO形里の李慶鵬担当者は紹介した。これは同ブランドが初めてMODE展に参加することであり、長寧区商務委員会などの部門からかなり推薦されて助けられていて、ブースでは「小包」シリーズの新製品は展示されていて、20インチ、26インチ、30インチなど異なる型番があり、異なる使用対象シーンに適する。

李慶鵬によると、彫塑芸術は芸術館だけでなく、街頭へ「押す」ことができ、スーツケースを対象とし、彼の考えは現実になっている。同ブランド傘下の製品には構想・デザイン、型造り・製造、すり合わせ・調整などの多くのプロセスを経て、2年間以上かかり、独特な外観があるだけでなく、使用には押しやすくて省力化される。業界では革新的に「無段レバー」、「ダンパー静音ホイールセット」などのコア部品をデザインし、「EVA柔軟内装保護技術」を利用していて、製品は世界トップレベルのデザイン大賞「MUSE Design Awards米国ミューズ製品デザイン金賞」を受賞した。

「現在、ブランド製品を天猫旗艦店などのオンラインルートに発売して、オフラインの販売チャンスを探しています。より多くの方に認識させ理解させてほしい」と李慶鵬は言った。

LOOP IN LOOP另派は、2021年に創立され、自分のデザインチームとジュエリーモザイク工場があり、良質18k金ファッションジュエリーをはじめとし、都会のサラリーマン女性にかなり好かれている。長寧区古北黄金城道にはオフライン店は設置され、2年間にわたって忠実な消費者は蓄積されている。LOOPは循環を意味し、同ブランドが求めている長期主義的価値観である。

「お客からのフィードバックと市場の変化をもとに、弊店は同ブランドを、「女性の一生に付き添うファッションジュエリー』にして、より巧みで見応えのあるデザインにしています。」とLOOP IN LOOP另派の担当者の史聖嬌は言い、近年、同ブランドはオンライン宣伝と販売ルートの発展に力を入れている。MODE展に初参加し、TAG、GALAXY、OOPSなどの新しいシリーズのうえ、POWER、ARC、LOOPなどのクラシックシリーズも登場している。

新しい製品の中で、TAGシリーズは名刺の輪郭をデザインの基盤とし、ユーザーは専用アルファベットの篆刻をカスタマイズし、また、幸せや願いを載せることができる。GALAXYシリーズは星間をデザインのインスピレーションとし、未来感もジュエリーのデザイン感もある。OOPSシリーズは都市生活を巡り、クロワッサンやコーヒー豆などの飲食対象、生活用品などの日常的なものを縮めてジュエリー・装飾品に作り、面白い「ミニジュエリーの世界」を作り上げている。

クラシック型番では、LOOPシリーズは無限関係記号と単語LOOPを結び付け、同ブランド特有の模様logo記号を成す。POWERとARCシリーズは上海の城市建築をデザインのインスピレーションとし、極めてシンプルな建築ラインでジュエリー・装飾品の美学を示し、建築の力とカラーを現している。

また、長寧区に登録されたブランドのAmyChu人間煙火は、優れてカスタムメイドされた中華風チャイナドレスを齎してきている。同ブランドは2007年に創立され、上海風チャイナドレス文化と中国の伝統的手芸の伝承を取り扱っている。針をペンとし、糸をインクとし、そのシリーズのチャイナドレスを通し、上海の巨大な度量と互換性が感じられ、西洋の優雅さと現代も含まれている。

「今年の展示面積は全体的に広がり、海外ブランドの割合は着実に回復し、5割を超えています」とMODE展の関係責任者は紹介した。今回MODE展の出展者は世界各地から来て、フランス、イギリス、アメリカ、イタリアなどの伝統的なファッションセンターもあるし、グルジア、ウルグアイ、東南アジア諸国などの新興ファッションパワーもある。

現場には多くの人気ブランドが集まり、それぞれの分野で特色を示していることが分かった。そのうち、CHILA BAGSブランドは持続可能なファッション実践を通じ、コロンビアの工芸の美を広げている。HERMAYブランドは中国侗族の無形文化財の対象工芸をインスピレーションとし、伝統的な装身具の資材と工芸を現代的なデザインに入れ、文化的自信と民族精神のコア伝承を示している。TRICKCOO傘下の新しいTRIP&COは革新的に機能性科学技術系生地と多彩なデザインコンセプトとの組み合わせを現し、新しい都市スポーツのアウトドア美学を示している。

また、MODE展では、従来通り専門的SHOWROOM集合プラットフォームを特色とし、今回HCH、TUDOO、XIN SHOWROOM、BRIDAL MODAなどの上海ファッションウィーク公式協力先SHOWROOM、そして、羽翼、帽仕匯、MIX SHOWROOMなどの専門的機関、韓国からのshowroom by VIOLET、Ledomeなど多くの新しいパートナーは集まり、いつもの良質と専門性を続けるうえ、国際化の道で堅実な歩みを踏み出している。

今回の人気プレートとし、MODE展では、「山々からの響き」をテーマにした文化財展示シリーズである、横断山脈からの響きを特に現し、中国文化財の伝承と革新に力を入れている中国涼山現地のブランドSHARARO沙剌諾、横断山脈からの芸術家たちを招き、映像、装置、音、器物、行為などの芸術メディアを巧みに結びつけることで、横断山脈の人文景観、自然景観、現代芸術及び無形文化財の文化を呈している。

同展示会の同期に開催されているM SPACEでは、ともに提携に役立ち、商業の持続可能な発展に注目し、オープニングフォーラムでは、有名なファッションブランド、デザイナー、業界協会、業界推進者、観察者が招かれ、ファッション創意の実況と持続可能な発展の道について検討していた。