12月18日、上海虹橋国際空港ヒルトンホテルが正式に開店した。当ホテルは長寧区空港八路1号に位置し、虹橋空港第1ターミナルビルの出発ホールに直通し、上海虹橋駅、地下鉄10号線と密接に接続しており、各地の旅客に便利で快適な体験をもたらしており、虹橋空港エリア内初の国際ブランドホテルとなる。

設計理念の上で、当ホテルは現代航空要素と伝統文化を融合させ、建築の外観設計は空港滑走路の滑らかな線と玉如意のエレガントな形態からインスピレーションを得て、室内空間と芸術品の設計は同様に豊富な航空と海派文化要素を参考にしている。

ホテルには300室のスタイリッシュな客室があり、床から天井までのパノラマガラス窓があり、虹橋国際空港の滑走路と航空離着陸の独特な景観を一望できる。客室内の洗面台、ライティングデスク、カーペットのテクスチャにも翼、航空機のタービンブレードの外観、フライトダイヤなどの航空要素が融合しており、55/65インチのハイビジョンスマートテレビを搭載し、高速無線インターネットサービスを提供している。

飲食の面では、ホテルにはそれぞれのスタイルのレストランとバーが3つあり、旅行者に多様で豊富な食事体験を提供している。御璽中華レストランは七宝古鎮の建築要素を組み合わせて設計し、現代芸術の装飾を融合しており、本場の上海地元の特色ある美食と伝統的な広東式料理を中心に提供している。料理全日制レストランの装飾スタイルは新鮮で活発で、セルフサービス式朝食と世界のグルメの零点を提供し、各種の食事と社交のニーズを満たしている。思・ロビーラウンジは虹橋空港第1ターミナルの出発ロビーに直通しており、さまざまなカクテル、ソフトドリンク、中西菓子、アフタヌーンティーを提供し、快適な休憩スペースを作っている。

フィットネス施設では、ホテル9階にある無限大空港景観プールは、旅客に快適な水遊びとユニークな景観体験を提供している。24時間開放されているフィットネスセンターは先進的で完備したフィットネス機材を備えており、広いパノラマ窓の視界は、旅客が心身をよりよく活性化し、十分な活力で新たな旅に出るのをサポートしている。

会議スペースについては、ホテルには1300平方メートルの会議・イベントスペースがあり、近代的な会議室施設を備えており、さまざまな会議イベントに充実した便利なサービスを提供している。このうち、柱のない宴会場の面積は680平方メートル、階高は7メートルで、80平方メートルのハイビジョンディスプレイ、先進的な視聴、照明設備と無線高速ネットワークを備えている。また、総面積260平方メートルの多機能ホールと5つの独立した会議室があり、高解像度ディスプレイと視聴機器を備えており、スマートで効率的な会議体験を提供している。

当ホテルは上海空港（グループ）有限公司が投資して建設し、ヒルトングループが経営管理しているという。虹橋空港東エリア都市更新プロジェクトが開始された後の第1陣のプロジェクトで、同プロジェクトは市民観光客に航空拡張サービスを提供し、虹橋空港の航空サービス品質を全面的に向上させることを目的としている。

虹橋空港東エリアの都市更新プロジェクトは近年、頻繁に動きを見せている。東虹橋エリアでは、T1ターミナルとその交通センターのグレードアップ・改造、市政1期、2期工事の付帯工事建設、花園式ハイエンド本部オフィスパーク「虹橋・雲啓センター」の竣工・引き渡しが完了した。このほか、空港P-04区画（商業とオフィス）、空港J-01区画（商業とオフィス）などのプロジェクトの建設が秩序立って推進されており、外環西区間の交通機能向上（長寧区間）の本線工事の前期準備作業もすでに展開されている。これらのプロジェクトの完成は虹橋空港の地域機能を改善し、空港臨空産業の品質向上と効率向上をさらに推進し、上海国際航空ハブ機能を新たな段階に引き上げるのを後押ししている。