4月18日、「ファースト・イン・上海」の重点イベントの一つとして、第1回の「Oleh Oleh Festival」マーケットが上海A.F.Aで賑やかに開催された。市民はここで400以上の国内外のトップクリエイティブブランドに出会えるほか、テーマ展示、楽しいインタラクティブ体験、トレンドフォーラム、素晴らしいパフォーマンスなどにも参加できる。

「Oleh Oleh Festival」は、上海で有名なマーケットブランド「凡幾Common Rare」とトレンドライフメディアNOWREが共同で立ち上げた新しいIPプロジェクトで、オリジナルデザイン、トレンドプリント、ワールドフード、スペシャルティコーヒー、ペットフレンドリー、手帳文化など、多様なジャンルを網羅している。

マーケットは上海A.F.Aの中心エリアにあるROJO芸術文化空間に位置し、その元の場所は1956年に建設された上鋼十廠である。青空と白い雲の下、赤レンガの壁や高い窓など工場の記憶を宿す要素が、流行のテーマ展示と衝突し、新たな活気を生み出し、市民の感嘆を誘っている。

開幕初日は平日にもかかわらず、会場には多くの人々が詰めかけ、色とりどりのブースの前には立ち止まって品物を選ぶ人々でいっぱいだった。例えば、福図FORPHOR（フォーフォー）は、模様とニットを核としたホームライフスタイルブランドで、ブースにはエコ素材で作られたニット巻軸香立てなどのニット製品が並び、ニューチャイニーズ美学を好む多くの若者を引きつけている。

syrupシロップは、フレグランスキャンドルを生活に温もりを与えるクリエイティブなアイテムに仕上げた。ブースの商品は、思わず笑みがこぼれるような造形、独特でストーリー性のある香り、実用性と美学を兼ね備えている。その中で、「蒜（にんにく）」キャンドルは赤バジルの爽やかな香りを放ち、発音が「算啦（気にしないで）」に似ていることから「悩みを手放す」という優しい気持ちを伝えている。

愚園路エリアに路面店を構える上海発のデザイナーブランド「タカサ」は、ブースを奇想天外なおとぎ話の家のようにデザインしており、DIY用の小さなバッグやキーホルダーセット、マーケット限定テーマ商品など、遊び心あふれるライフスタイルグッズを展開している。

さらに、マーケットでは4つの期間限定芸術展示を導入し、ライブDJやバンド演奏、ヒーリングフォーラムも開催され、探求心を刺激しつつ温かな交流が生まれる文化的な空間を創り出している。ペットフレンドリーなマーケットは、多くのペットオーナーが愛犬を連れて訪れ、ユニークな風景線を形成している。

この期間、上海A.F.Aは期間限定で営業しており、市民が楽しいインタラクティブ企画に参加すると限定グラフィティステッカーがもらえる。ここではただ「買い物を楽しむ」だけでなく、クリエイティブを深く体験し、インスピレーションを交換し、同じ趣味を持つ仲間と出会うこともできる。

「今回のマーケットIPのインスピレーションは『旅のお土産』から得たもので、楽しさ、記憶、そして文化のシンボルを伝えることを象徴しています。マーケットの規模と会場の広さは前例のないほど大きく、より多くのブランドやコンテンツを展開できるだけでなく、各ブランドが新しいアイデアや発想を『適切な人』に届ける手助けもしたいと考えています。」と、凡幾側が表明した。

「2024年『上海の夏』国際消費シーズン期間中、私たちは初めて凡幾と協力し、芸術、デザイン、ライフスタイルを愛するコアな消費層に的確にアプローチするマーケットを開催し、大きな注目と話題を共に創出しました。今回の再びのコラボレーションでは、特別に『マーケット＋芸術展』という複合型モデルを導入し、観客の体験の幅を広げるだけでなく、『芸術を生活に溶け込ませる』という私たちの理念にも呼応しています。」と、上海A.F.Aの関係者が説明した。

芸術、文化、商業を融合した新たなランドマークとして、上海A.F.Aは国際的に著名な建築家・西沢立衛によって設計され、既存の工業遺産と時代の痕跡を受け継ぎながら新たな命を吹き込まれた。ROJO芸術文化空間が先駆けてオープンして以来、アジア唯一の限定常設ショー『ブルーマン・グループ』や、グラフィティアートミュージアムの中国初展示など、一連の画期的な芸術文化イベントを成功裏に開催してきた。

今年末にオープン予定の上海A.F.Aショッピングセンターは、芸術と自然、文化と商業を織り交ぜながら、生活ショッピング、ビジネスオフィス、文化芸術イベント、グリーンパークが融合した「アートシティ」を構築し、市民の生活空間を豊かにし、総合的な生活サービスを提供する。ご期待ください。