5月31日、2025上海グローバル新製品発表シーズン・上海ファッションクオリティライフフェスティバルおよび上海ファッションカスタムウィークが長寧ラッフルズで開幕した。上海市商務委員会副主任、一級巡視員の劉敏、長寧区副区長の趙永尊が出席した。

「グローバル新商品発表シーズン・上海ファッションカスタムウィーク」を3年連続で開催する中核地区として、長寧区はこれまでに200以上のファッション消費ブランドを誘致し、30以上の地元ファッションデザイナースタジオを育成してきた。今年、上海ファッションクオリティライフフェスティバルは「ファッションがもたらす力、消費の革新」をテーマに、従来の業界特化型のカスタムウィークから、内需拡大と国内外の消費者が共に注目するクオリティライフフェスティバルへと進化させた。これにより、ファッションが真に消費の質的向上を推進し、新たな活気と生命力を吹き込むことを目指している。

クオリティライフとファッション消費の新たなエコシステムを構築する

式典では、龍之夢新エネルギー自動車街区、愚園ストーリーストア、V-ZUG（ブイツーク）、SATURNBIRD COFFEE（三頓半咖啡）、霸王茶姫上海フラグシップ現場抽出専門店、JDエレクトロニクス・シティフラグシップショップ、派特鮮生（Pet＆Fresh）全国1号店、七鮮超市上海1号店、容么么ライブ配信センター、蔦屋書店、例外・方所、NESTスペースという12の「ファッショナブル長寧・クオリティライフ」カスタムランドマークが発表され、関連企業およびブランド代表者に認定プレートが授与された。

衣類・アクセサリーから家電・家具、ペット用品、新エネルギー自動車まで、これらのカスタマイズされたランドマークは、消費者にオーダーメイドサービスを提供するだけでなく、長寧区が「初公開—初出店—本社」という初公開経済発展のチェーンを強化する生きた事例でもある。

長寧消費券でファッションクオリティライフをよりお得に

現場では、長寧区の「ファッション国潮」商業エリアの精選プロモーションキャンペーンを紹介した。このキャンペーンは、ファッション消費商品（衣類・靴・帽子、化粧品・パーソナルケア用品、日用品（バッグ・時計・眼鏡など）、貴金属・宝石類など）を対象に、定額の満額割引クーポンを配布する。5月30日11時ちょうど、第1回長寧区「ファッション国潮消費券」が公開されるやいなや即座に完売し、23万人がキャンペーンページにアクセスした。11時01分、最初の消費券の利用は中山公園商業地区で発生し、消費者の高い関心も長寧区の消費市場を非常に活気づけている。

このキャンペーンは5月30日から6月26日まで行われ、計4回に分けて消費券が配布される予定である。消費者は毎週金曜日の午前11時ちょうどに、Alipayのホームページにある長寧「ファッション国潮消費券」キャンペーン入口から、または当日にAlipayで「長寧消費券」などのキーワードを検索してキャンペーンページにアクセスし、受け取ることができる。キャンペーンは全区の15の主要商業施設とART愚園生活美学街区の約343のブランドをカバーし、長寧区「ファッション国潮消費券」の初回参加で利用可能な加盟店は370社以上に上る。李寧、地素、三槍などのファッションブランドや、アシックス、オニツカタイガー、ZARAなどの国際的なファッションブランドが、消費券の満額割引・利用キャンペーンに参加している。

潮流をリードし、新たな消費の活力を引き出す

今回の上海ファッション＆クオリティ・ライフフェスティバルでは、さまざまな美的体験、ファッションショー、ブランド鑑賞のコーナーが精巧に設計されている。式典では、長寧区初の「ファッション美学協働シンクタンク専門委員」リストが発表され、彼らは「ファッション美学連動ブランド育成プロモーション計画」に参加し、今後市民を率いて100回以上の美育実践活動に取り組む予定である。現場では、「静、深、富」の美学を確立した陳野槐、「メイクアップの父」と呼ばれる李東田、ピアノアーティストの宋思衡など8名のゲストが代表として登壇し、委嘱状を受け取った。

イベントでは、長寧の高級ファッションブランドGRACE CHENが、その「人類の光」三部作シリーズの最終章「戦争と平和・欧史啓示録」2025年春夏オートクチュールコレクションを披露した。上海服装グループなどの企業やブランドが、東洋美学に基づいた服装、アクセサリー、器物、ライフスタイルの展示や現地での試飲・試食を提供し、国内外の観光客が間近で東洋のファッション美学の魅力を感じられるようにした。

2025年4月、商務部、税関総署など6省庁は「さらに免税政策を最適化し、入国消費を拡大するための通知」を発表し、税務総局は「外国人観光客の購入物品出国免税管理弁法」を改正し、免税手続きの利便化措置を全面的に詳細化し、外国人の消費市場の潜在力をさらに拡大した。長寧区は、市の業務要求を深く実践し、免税店の数を増やし、免税特化区域の拠点を拡大し、免税サービスの環境を最適化するという三つの面からさらなる努力を重ね、入国者数を消費の増加に効果的に転換し、国際消費中心都市の特色ある区を築き上げている。尚嘉センター、高島屋デパート、百盛優客城市広場、百聯西郊ショッピングセンター、匯金百貨虹橋店、龍之夢城市生活センターは、すでに離境免税店としての申請を行っている。高島屋デパート、百聯西郊では「購入即時還元」が可能となっている。

4月以来、長寧区では20以上の新規店舗が免税店としての申請を行った。入国観光客に人気の愚園路や上生・新所エリアでは、重点的な宣伝活動を展開し、重点地域での進展を実現した。ペットショップ、家電量販店、生鮮スーパーなどの重点業態では、店舗側の反応が非常に熱く、積極的な申請が相次ぎ、免税店設置のスピードアップが図られている。長寧区は、海外の消費者が快適で便利なショッピング環境を楽しむと同時に、商品の背後にある文化的価値と国潮（中国トレンド）の深みを体験できるようにし、「国潮軽奢侈（ライトラグジュアリー）」が真に世界に向かうことを実現している。

本イベントは、上海市商務委員会、上海市経済・情報化委員会、長寧区人民政府が共同で指導し、長寧区商務委員会と上海国際ファッション連合会が共同で主催した。市商務委員会、市経済情報化委員会の関連部門、関連企業の代表者、ゲストなど約100名が開幕式に参加した。