6月18日、天山路街道、虹橋街道、仙霞新村街道、区虹橋弁公室、区商業連合会が共同主催する「虹橋商圈発展早期把握」シリーズイベントの第一弾「出航・共に商圈の新たな青写真を描く」フォーラムが大虹橋営商サービスセンターで開催された。

計画による指針、次元の革新

虹橋商圈のレベル向上に全力を

2025年は「十四五」計画の総仕上げの年であり、「十五五」計画策定の準備年でもある。つまり、過去と未来をつなぐ重要な年である。虹橋国際開放中枢の建設が国家戦略に昇格するという背景のもとで、全市で唯一全域が中心市街地に組み込まれた長寧区にとって、「大虹橋」戦略は虹橋商圈発展の歴史的機会かつ重要な窓口となっている。

今回のイベントでは『長寧区中部虹橋地区発展「十五五」計画』策定枠組みの解説と意見募集が行われた。同『計画』は虹橋商圈の発展に向けた「行動指針」を提供する。中部虹橋地区、すなわち虹橋商圈は上海商業の発祥地であり、長寧区経済発展の重要エンジンとして、地域繁栄の使命を担うと同時に、モデル革新と国際化アップグレードという課題にも直面している。『計画』の指針に基づき、「十五五」期間中、長寧区はより開放的な姿勢、より革新的な思考、より実践的な措置をもって、虹橋商圈にデジタル化された新たな国際貿易窓口、多様化した国際消費の新基準、高品質な若者向け発展街区を打造し、商圈の更なる高品質発展を推進する。

現代商業の転換において、長寧区は消費アップグレードの趨勢に積極的に順応し、商業・管理モデルの革新を励む。デジタル化、没入型、体験型消費シーンを創出し、新興消費業態を育成・拡大させ、多様化する消費需要に応える。

都市更新では、「人民都市は人民が築き、人民都市は人民のため」という重要理念を実践。商圈の空間配置を最適化し、インフラ整備を完備させ、生態環境保護を強化。商圈の品質と文化的内包を向上させ、より魅力的で地域競争力のある都市景観を形成する。

科学技術成果の転化については、大学・研究機関との連携を強化し、科技成果転化プラットフォームを構築。企業の研究開発投資拡大を奨励し、ハイテク企業の誘致・育成、知的財産保護を強化。商圈発展に絶え間ない原動力を注入する。

新企業・新思考

新目標を定め、虹橋商圈に活力を

近年、虹橋商圈では高級商業複合施設が相次いで出現し、国際ブランドの集積が加速。消費シーンの継続的革新とデジタル化転換が急速に進み、商圈の影響力と放射力が持続的に向上している。

イベントでは、天山路街道と恵医好健康・助隣信息科技、虹橋街道と高島屋百貨・稷豊集団、仙霞新村街道と卓狐廣告、区虹橋弁公室と匯達通網絡がそれぞれ戦略協力契約を締結。これらの優良企業が虹橋商圈という活力に満ちた発展熱土に新たなエネルギーを注ぎ込むことになる。

テーマ共有セッションでは、天山路街道、虹橋街道、仙霞新村街道が「十五五」計画内容について見解を提示。参加者は商業モデル革新、科技転化の具体化、都市区画更新に焦点を当て、若年層消費力の活性化からデジタル化による商圈エコシステムの賦活、世界的経験を参考にした公共空間再構築など多角的に虹橋商圈の発展に向け提言し、正しく明快な見解を共有した。

趙永尊副区長が出席し挨拶した。「虹橋商圈発展早期把握」は多部門が協力して立ち上げたシリーズイベントであり、政・企・商の交流プラットフォーム構築を目的とする。合意形成、資源マッチング、情報共有、協調的革新を通じ、「早期把握」を「早期行動」そして「早期収穫」へと転化させる。今後、長寧区は政・企・商の連動を強化し、多様なテーマイベントを通じて科技企業・消費企業・商業施設などの資源を掘り起こす。各界の知恵を結集し、虹橋商圈産業発展連盟の設立を模索。商圈発展公約と管理規範条例を共同で策定し、自律的で健全な規範競争モデルの確立を探求していく。